'77 ロータス78・フォード(タミヤ1/20)-M.アンドレッティ-。H02.10.15、完成。 N田氏がデカール貼りを断念した物を、私が引き取って仕上げたと云う変な合作でした。 |
"チーム・ロータス"の総帥、C.チャップマンが1977年に登場させたロータス8・フォード。 その革新的なアイデア、所謂"ウイング・カー"と呼ばれるグラウンド・エフェクト機構は、その後のF1界の構図を大きく変えて行く事になる。 と云う事でこの年のCar.No5 M.アンドレッティの成績は全17戦中、1位=4回、2位=1回、5位=2回、6位=1回(内リタイア7回)で、ドライバーズ・ランキング3位となりました。 革新的なマシンロータス8・フォードを駆るM.アンドレッティはこの年誰よりも多い4勝を挙げましたが、その反面トラブルやクラッシュでリタイヤも多く、残念ながらドライバーズ・チャンピオンには届きませんでした。 |
ノーズからコクピットにかけてのぬべっとしたラインは、76年型のロータス77(そこは調べてね)を彷彿とさせますね。 それにしてもカッコいいわ、このアングル。 |
横からのアングルは、72年型のロータス72(ここも調べてね)から受け継いだ楔型ノーズが良く判ります。 |
並べてみると判る処、先ずはデカールの色。 Car.Noやロゴ、ライン等、キットのデカールは綺麗なイエローです。 右のマリオ車はデカールをそのまま貼っただけ、きれいなイエローが出ています。 左のニルソン車はデカールを貼ってからクリヤーを掛けたもの。 イエローのデカールはいい感じに馴染みボディのブラックが透けて見え、遠目、或いはぱっと見には、イエローではなくベージュ、ともすればゴールドに見えなくもない感じ。 まあ、実車もロゴやライン等、レースによってはイエローだけでなくベージュやゴールドの時もあったりしたらしいですし、或いはタミヤさんも魚心〜水心でそれを狙っていたのかも知れませんね(一応公式には今でもデカールの上からクリヤーを吹かない様にとされていますが)。 後、ボディの艶は兎も角、ホイールのメッキパーツは右のマリオ車はそのまま、左のニルソン車はメッキを剥がしステンレス(+クリヤー)塗装しています。 これもぱっと見では、少し重厚感のあるメッキっぽかったりしますが、これは好みの問題。 尚、マリオ車(右)はイギリス国旗がコクピットに貼られていますので序盤4戦までの所謂前期型(?)になっておりますが、どのGP仕様かまでは設定していません。 |
凄いピンボケです。 機種、撮影日共に不明。 スキャナーでPCに取り込みました。 |
横から・・・。 デカールのラインが歪んでいるのが良く解かります。 機種。撮影日共に不明。 これもスキャンしたもの。 |